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更新日時:2023.07.20
カテゴリー:webマーケブログ

ノーコード、ローコードプログラミングの活用

ノーコード、ローコードプログラミング

ノーコード、ローコードのプログラミングというと何かと難しいものをイメージするかもしれませんが、
最近ではプログラミングの知識がなくても用意されたアプリケーション(システム)上で
クリックやドラッグ&ドロップをするだけでプログラムができてしまう優れものが登場しています。

コードをエンジニアが書かなくてもプログラムを作れてしまうものをノーコード開発と言ったりしますが

イメージとしては、microsoftのpowerpointでスライドショーを作ったり、
excelで計算シートを作ったりすることと似たような感覚で、
インターネット上のシステムを構築できるものです。

この記事では、ノーコード開発の素晴らしい点や特徴について紹介します。

目次

  1. ノーコードとローコード
  2. ノーコード開発のすすめ
  3. ノーコード開発の課題
  4. まとめ

1.ノーコードとローコード

ノーコードという言葉を知っている方は、
同時にローコードという言葉を聞いたことがあるかもしれません

この二つの明確な違いははっきりと決まっていませんが、

ノーコード開発、ローコード開発、スクラッチ開発
という3つの言葉を並べた時、

全くプログラムを書く必要のないものをノーコード開発

従来型のプログラミングが必要なタイプをスクラッチ開発

その中間にあるのがローコード開発

ということになります。

ノーコードと謳う製品の多くは柔軟性を持たせるため
オプションでプログラムを書ける仕様となっており小回りが若干効くようになっています。

2.ノーコード開発のすすめ

No code

No Codeプログラミングと聞くと難しく聞こえますが、
画面を見て直感的に操作できるエクセルやパワーポイントのようなものです。

ノーコード開発のメリットはコードを書くエンジニアになるために長い下積み時間が不要で、
システムの設計図と機能を知っていれば、誰でもシステムを組むことが可能です。

代表的なサービスにkintoneがありますが、
顧客管理システムなどを作る場合主要な機能は用意されているため
メニューバーから機能を持ってくるようなイメージで制作可能です。

したがって外部業者に依頼してシステムを作ってもらうよりも、安く、早く構築することが可能になるのです。

さらにメリットとして、エクセルでは処理が重くなってしまっていたものであっても
スムーズに動かすことができたり
システムがインターネット上のためアカウントさえあればとこからでもアクセス可能です。

保守管理に関しては、どこのアプリケーションソフトも基本月額費用が発生しますが、
自社で専用のアプリケーションを起こした時の保守管理費用と比較すると
断然安いというメリットもあります。

(※システムは次々とアップデートが発生するため保守管理なしで運用するのは、危険)

3.ノーコード、ローコード開発の課題

ノーコード開発にも課題が存在します。

ノーコード、ローコードの課題

スクラッチ開発と違い、細かなシステム要件に合わせることが難しいことや
それを解決するためにローコード開発に切り替えると
システムがわかる技術者が必要になってしまう点があります。

もう少し踏み込むとノーコード開発であってもデーターベース設計の知識や社内のルール作りは最低限必要です。
一度作って終わりのアプリケーションでない限り通常社内でアップデートや修正が発生するのが一般的ですが、

行き当たりばったりでデーターベースを起こしていくと、
重複した内容の項目(2重帳票)や、
本来分けるべきテーブルが混在していたりのカオス状態となり

後から別の社員が修正したり、機能追加したりすることが困難になったりします。

これらを避けるために、システムを触れる人を規制したり、
データベース作成のルール作りを明確化していく必要があり。

システム開発自体は安く収まりそうでも、社内でのルール作りや教育、管理に工数が発生するのも事実です。

4.まとめ

ノーコード、ローコードまとめ

ノーコード開発やローコード開発を活用して自前でシステムを構築することは、
開発スピード面でも費用面でもかなりのメリットがありそうですが、

システムの基礎知識を学ぶための時間的コストや
その後の維持管理するための社内工数や属人化しない工夫など

後々のリスクや工数増加の可能性もあることを事前に知ったうえで、
自社開発か外注かを考える必要があるのかもしれません。

みなさんの参考になりましたら幸いです。

水谷友彦

この記事を書いた人

株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦

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