ネット広告は購買意欲の高い人を知っている!?
目次
1.はじめに
ネット広告は実は購買意欲の高いユーザーを把握することが出来ます。
まるで人の心がわかる超能力のように聞こえてしまいますが、
ネット広告の強みの一つで機械学習を使っています!
「機械学習って何?」という方は過去の記事、機械学習についてを参考にしてください。
今回はなぜ購買意欲の高いユーザーを把握できるのかについて紹介します。
2.購買意欲が高いユーザーを把握できるしくみ
(過去にインスタで投稿した写真を引用@weblossom758)
例えば新しいPCが欲しいと考えているユーザーAは、
PC比較サイトやPCのスペック掲示サイト、大手家電量販店のサイト内のPCコンテンツなど複数のWebサイトを行き来するのではないのでしょうか?
さらにもう少し付け加えるとGPS機能の付いたスマホを持ったユーザーAが家電量販店やPC専門店などの実店舗に訪れたりしていることも把握していたらどうでしょう?
これらの状況を把握していれば、AさんはPCに興味がある、あるいはPCを購入する確率が高いと推測することが出来ます。
検索エンジン上は、ほぼGoogleに掌握されている状況で、
ユーザーがどのサイトを訪れたか、購入したかなどを把握しています。
またスマホでGoogleマップを使うユーザーなども、行先からユーザーの嗜好や興味のあることなどを把握していたりします。
Googleは過去にWebサイト上でPCの購入に至ったユーザーデーターや
購入に至るまでの行動パターンなどを機械学習によりパターン化して記録しています。
その結果パターンに近い行動を取るユーザー=購買意欲の高いユーザーと推定が可能なのです。
以上のことからネット広告は、購買意欲の高いユーザーを把握できるため
買いそうなユーザーに広告を打つことが可能
⇓
これに対し何も知らないユーザーは絶妙なタイミングで広告が出るようになった!
と感じることがあるのです。
補足情報として日本の検索エンジンのシェアを上に載せます。
これを見ると検索エンジンはほぼGoogleに席巻されているといった状況です。
3.まとめ
ネット広告は、購買意欲が高いユーザーを把握することができると冒頭に記載しましたが、
これはユーザーの行動シグナルを集めてできる機械学習の技なのです。
この機械学習を活用することで、
ネット広告は購買意欲の高いユーザーを狙って広告配信できるといった強みがあります。
事業を行う方でネット広告に興味のある方の参考になりましたら幸いです。